バイオベンチャーアライアンス

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概要

設立年 2008年
事務局 (公財)木原記念横浜生命科学振興財団(木原財団)https://kihara.or.jp/
活動の背景  神奈川県には、全国の都道府県の中で東京都に次ぐ規模となるバイオベンチャーが集積しています。また、生命科学に関わる企業は県内に約270社、横浜市だけでも約140社が拠点を置いています。さらに神奈川県は旧来から多様な機関の研究施設が集積している地域で、公的研究機関や大手のバイオ系企業の研究所等も立地しています。
 このように、横浜・神奈川には生命科学産業に関わる企業・研究機関が集積していますが、単に施設の数が多いだけなく、各企業・研究機関は可視化・定量化できない様々な資源(人材、知財、スキル、ネットワーク等)を保有していて、それらを含めると他に例を見ない膨大な生命科学の産業資源が幾重にも重なって存在している地域であると言えます。
 バイオベンチャーアライアンス(BVA)は2008年に主にベンチャー同士による営業協力を目的に設立されましたが、その後バイオベンチャーだけでなく、上記の豊かな産業資源(アカデミア、金融、コンサル等)も含めたマルチアライアンスの構築を進め、同アライアンスを基盤とした事業機会の拡大、オープンイノベーションの推進を図るとともに、メンバー機関の学びの場としても活用されています。
BVAの概要  BVAはバイオベンチャー、アカデミア、金融、地域支援機関、大手企業等97機関(2022年5月10日現在)で構成されているライフサイエンスとその関連産業に関わるマルチアライアンス(異分野連携体)です。(公財)木原記念横浜生命科学振興財団が、中核機関として企画・運営の事務局を務めています。
 ライフサイエンス、ヘルスケア等の領域において、アライアンスメンバーが有するソフト資源(研究シーズ、人材、情報、ネットワーク等)を互いに活用・協力することにより、共に成長し、新しい価値や事業を創出することを活動の基本構想(共生ネットワーク構想)としています。
 具体的には、メンバー機関個々の成長(事業基盤の強化、新規顧客の獲得、研究開発の推進等)、異業種連携による技術革新の創出、産業シーズの育成・社会実装等を目指して、会員全体が集まる定例会での交流促進や、マッチング等テーマを特定した個別プログラムの運営に取組んでいます。

BVAとは

BVAの目的
業種や産学官の垣根を越えた人と人との交流・異分野連携(マルチアライアンス)を基盤として、以下を目的に活動を行っています。
1.メンバー機関個々の成長
2.オープンイノベーションの創出(攻め)
3.リスクヘッジシステムの確立(守り)
生命科学産業におけるアライアンスの意義・必要性
(1)孤立しがちなバイオベンチャーへの持続的支援
バイオベンチャーは秘密情報、個人情報を扱う機会が多く、他機関との接点が持ちにくい。また、コロナ禍により、孤立化傾向が加速しています。孤立化しているベンチャーをアラインアンスにより持続的に支援します。

(2)連携が必須となる生命科学分野における技術開発プロセス
生命科学分野は他の産業とは異なり、トランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)にみられるような複数の機関による“知の連携”が必要なケースが極めて多いのが特徴です。アライアンスの構築により知の連携基盤を創出します。

(3)我が国のバイオ戦略推進への貢献
内閣府・バイオ戦略2020において、地域バイオコミュニティの形成が必要であることが示されました。地域のアライアンスの先行事例として、我が国のバイオ戦略推進への貢献を目指します。
BVAの特徴
1)バイオベンチャーが主体
2)ベンチャー等メンバーによる自主的な設立・運営
3)異分野機関が連携するマルチアライアンス
4)互いにメンバーの顔が見えて密な交流が可能な有機的連携体(会員数の拡大は目指さない)
5)新たなプロジェクトや事業連携等の創出を目指したアライアンス
バイオベンチャー主体に異分野機関が連携するマルチアライアンスイメージ バイオベンチャー主体に異分野機関が連携するマルチアライアンスイメージ
BVAの使い方
BVAの機能の使い方、関わり方は各メンバーの自由です。

例えば・・・
  • ライフサイエンスビジネス参入に向けてネットワークを拡げたい。
  • 勉強会で情報を収集したい。講師と交流を図りたい。
  • ライフサイエンス、ヘルスケアビジネスの現場の声を聞きたい。
  • お金の話に疲れたので、たまにはサイエンスの話を聞きたい。
  • 他のベンチャー経営者に愚痴を聞いてもらいたい。
  • ボーッと生きている事務局に喝を入れたい。  等々
肩の力を抜いて気楽にご参加下さい。

運営体制

BVAは“BVA事業運営規定”“バイオベンチャーアライアンス会員規約”に従って運営致しております。一方、メンバーの要望等を極力運営に反映できるように、2018年から メンバーより選出された幹事5名および事務局(木原財団)により幹事会を構成し、下記の活動を行っています。

BVAの運営体制 BVAの運営体制

  • 幹事構成はベンチャー3名、大手企業1名、アカデミア1名
  • 幹事の任期は2年を目途
  • 幹事会は3ヵ月に一度開催
  • 幹事会はBVAの意思決定機関ではなく、メンバーの利益創出やBVAの機能向上等に向けた提案機関。
    勉強会の講師の選定にも協力いただく。
 

〈2021年度幹事メンバー〉
シミックホールディングス(株)大谷様 /(株)セルフリーサイエンス 尾澤様 /(株)天然素材探索研究所 青山様 / 横浜薬科大学 庄司先生 / 残り1名は調整中

主な活動

定例会の開催(年4~5回)
定期的、継続的な交流による連携の強化・深化を目的に開催。
定例会、勉強会、懇親会(ポスター展示)の三部制。 
分科会(営業懇話会・研究会等)の開催
個別テーマの深堀(新規プロジェクトの創出等も視野に開催)。
事務局からのライフサイエンス関連情報の配信
グラント情報、イベント情報、R&D情報他をメンバー機関に配信。
個別企業ヒヤリング・個別支援
事務局が個別にメンバー企業を訪問し、経営状況、課題、業界全体の動向等をヒヤリングして、
BVAや個別メンバー機関の支援活動に活かす。
各種展示会、講演会等におけるBVAの紹介、個別企業の事業拡大支援
事務局が外部での会合(大手製薬企業、他地域のバイオクラスター等)等においてBVA及びメンバー企業を
紹介し事業機会の拡大を支援する。
公的資金の獲得・プロジェクトの推進支援
経済産業省、神奈川県等の公的資金を獲得し、BVAの個別企業、共同研究グループを支援する。

登録メンバー数と構成の変化

2014年から8年間でプログラム利用機関数(メンバー数)が16機関から97機関に増加し、メンバーの事業の多様性も拡大しています。その結果、以下の波及効果も生まれてきました。

登録メンバー数と構成の変化グラフ 登録メンバー数と構成の変化グラフ
  • ソフト資源の充実による相利共生ネットワーク機能の強化(共有情報の増加等)
  • 有望なシーズ保有アライアンスへの成長に伴う外部機関との連携機能の向上
  • パートナリング件数の増加

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